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頭皮のニオイが気になる?臭くなる2つの原因と7つの対策で完全網羅

頭皮のニオイ

頭皮のニオイが気になる方が増えています。

女性は特にニオイに敏感とされているのもありますが、最近は生活の欧米化にともなって日本人の体臭は強くなったとも言われています。
Twitterではこんな声もありました。

株式会社アラン・プロダクツが「ヘアラボ」にて行った男性1080人に行ったアンケートではこんな結果が出ています。

多くの男性が女性の頭皮のニオイに気になっているというのが分かります。
ニオイにも種類や強弱や好みもあるのでニオイがある=悪いではありませんが、気になってしまうこともありますよね。

また、頭皮や体の異常に気がつくことは自分の体や生活を見直すきっかけにもなります。



頭皮はなんでニオイがするの?

どんな対策をしたらいいの?

という方の参考になるように頭皮のニオイの原因と対策を詳しく解説しています。
ぜひ見直して、不安と疑問を解消してください!

【頭皮のニオイ】確認する方法

頭を抱える女性

まずはどれくらいニオイがあるのかを知る方法を試してみましょう。
自分で確かめる方法と、周りの人に判断してもらう方法があります。

【ニオイの確認方法①】自分で確かめる

自分でニオイを確かめる場合は指で頭皮をこすってニオイを嗅いでみましょう。
使っている枕のニオイも参考になります。
ドライヤーや扇風機の風を後ろから当てることでもニオイが分かります。

数時間から半日で皮脂はある程度分泌されているので、多少のニオイはあるのが通常ですがあまりに強いニオイの場合は対策が必要です。

【ニオイの確認方法②】他人に確かめてもらう

周りの人に確認してもらう方法もあります。
ある程度関係が限られますが直接ニオイを嗅ぐことができます。
どう感じるかはそれぞれですが、頭皮は自分よりも周りの方が感じやすいので率直な意見をもらいましょう。

【頭皮のニオイ】2つの原因

強いニオイはバランスの崩れや異常を知らせるものでもあり、大きな病気や脂漏性皮膚炎といった頭皮の炎症の可能性も考えられます。
異常を感じた場合は診察や検査を受けましょう。
病気になると体臭が変わる? 知っておきたい体臭と病気の関係

ここでは頭皮の特徴からくるニオイやすい原因を紹介します。

【ニオイの原因①】皮脂

頭皮は体の中でも皮脂量が多い部分で、分泌量はTゾーンの約2倍と言われています。
皮脂は酸化してニオイの元になったり、雑菌のエサになったりと過剰な分泌はトラブルの原因です。

男性ホルモンが多いと皮脂の分泌は増えますが、女性も特に30代を超えると男性ホルモンの分泌が多くなってきますので、年齢応じた対策をする必要があります。

【ニオイの原因②】雑菌

髪におおわれているため通気性が悪く、汗もかく頭皮はとてもムレやすいです。

さら日差しを直接浴びるので温度も上がりやすく、高い温度と高い湿度(高温多湿)を好む雑菌が増えやすい環境といえます。
入浴時にもお湯で温度と湿度が上がるので一日を通して雑菌が繁殖しやすい状態が多くなっています。
雑菌は皮脂をエサにさらに増えて、ニオイを発する原因となります。

【頭皮のニオイ】7つの対策

7つの対策

どんなことを意識するとニオイを防ぐことができるのか7つの対策を解説していきます。

【ニオイの対策①】汗

皮脂やムレの影響で刺激とニオイにつながりますが、もともと頭皮から出るのはほとんどが水で構成されていてニオイもなく、さらさらした汗です。
普段汗をかくことがない方は汗腺機能が弱まることで汗自体のニオイが強くなることがあります。
また、汗をかきづらいと体温調整が上手くいかないので体に負担がかかってしまいます。

入浴時には湯舟につかるようにしたり、有酸素運動で汗をかく習慣をつけましょう。サウナもおすすめです。

【ニオイの対策②】睡眠・ストレス

成長ホルモンは髪や頭皮の健康にも欠かせません。
成長ホルモンは睡眠中に多く分泌されるので、質の良い睡眠を心がけましょう。
寝不足は赤みに直結するなど、頭皮はトラブルがすぐに反映される場所です。

過度のストレスもニオイの原因になります。
体が酸化しやすくなるので、頭皮のニオイに限らず体臭の元です。
自律神経が乱れると代謝が悪くなり、老廃物が溜まってしまいます。

ストレスの発散と自律神経を整えることを意識しましょう。運動や半身浴、アロマがおすすめです。

【ニオイの対策③】スタイリング剤

スタイリング剤の油分が頭皮につくと刺激になることもあります。
シャンプーの泡立ちも悪くなってしまうので、できるだけ頭皮にはつかないようにしましょう。

また、オイルやバームは特に酸化すると独特のニオイを発します。好き嫌いは分かれますが、少ないものを選んでおきましょう。

スタイリング選びや使い方について詳しくはこちら↓

悩む人
スタイリング剤の違いは?いつどれを使えばいい?使い方と注意点を徹底解説

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【ニオイの対策④】食事

脂っこい食事を続けているとは皮脂の分泌が増えます。
脂質のとりすぎ、糖質のとりすぎを避けてバランスの良い食事を心がけましょう。

また、動物性のたんぱく質もニオイのもとなるので摂り過ぎには注意が必要です。
たんぱく質も豆類も合わせてバランスをとりましょう。
ブロッコリーやアボカドもたんぱく質を摂るのにおすすめです。

抗酸化作用のある成分は皮脂の酸化も抑えられます。
ビタミンCやビタミンE、ポリフェノールは特に有効ですので、積極的に摂り入れましょう。

梅干しや酢などクエン酸・酢酸が含まれているものもニオイを抑える効果があります。

【ニオイの対策⑤】サプリ

抗酸化作用を得るためにサプリをつかうのもおすすめです。
ビタミンやポリフェノールのほかにも、コエンザイムQ10やセサミンなどが有名です。

また、腸内環境が乱れていると頭皮に関わらずニオイやすい体になってしまうので。食物繊維や整腸剤で腸を整えることも有効になります。

【ニオイの対策⑥】シャンプー

シャワーヘッド

髪が長いと、どうしても頭皮まで洗いにくくなってしまいます。
そんなときは、先にブラッシングで頭皮の汚れを浮かしておいたり予洗いのシャワーで落とせる汚れはできるだけ落としたりという方法がおすすめです。

シャンプーはしっかりと泡立てて頭皮も洗えるような泡を作りましょう。
泡立ちが悪い時は一度流してもう一度シャンプーしてください。
見落としがちなのが洗った後のすすぎです。
シャンプーが残っているのもニオイや刺激の原因になります。洗った時間以上にしっかりすすぎましょう。

洗い残しや洗い足りないのは皮脂が過剰に残る原因ですが、洗いすぎで必要以上に皮脂を落とすと、乾燥を防ぐために体がさらに多くの皮脂を分泌することもあります。
さらにある程度必要な常在菌が流れることで、菌のバランスが乱れ、雑菌が増えやすくなってしまいます。

シャンプーを使って洗うのは1日1回にして、べたつきがきになるときはお湯で流しましょう。

毎日やる必要はありませんが、クレンジングとしてはオリーブオイルを頭皮につけて脂や汚れを浮かせてシャンプーをしたり
炭酸シャンプーで酸化した脂をとったりする方法もあります。

湯シャンはどうなの?という方はこちらも↓

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【ニオイの対策⑦】ドライ

しっかりと頭皮の水気をタオルで取ってからドライヤーで乾かしていきましょう。
ドライヤーが面倒に感じる時も、タオルでしっかりと拭いておくことが一番の時短につながります。

高温多湿の状態は雑菌が増えやすい状態です。
お湯で温かくなった水気のある頭皮を髪が包んでいるのはさらに雑菌を増やす原因になります。
できるだけ早く乾かして温度と湿度を下げましょう

雑菌の繁殖を防ぐ方法やドライヤーに関してはこちらも参考になります↓

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  • この記事を書いた人

松本タクヤ

ヘアスタイルにおいて時短とラクさを追求する現役美容師です。カット大好きの健康オタク。

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