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髪の日焼けは大丈夫?3つの紫外線対策とアフターケアとおすすめアイテム

紫外線を浴びる人の足

髪の日焼け対策はしていますか?
紫外線は老化の元!美肌の敵!と言われることも多くなってきて
それほど美容に力を入れているというわけでない方も肌の日焼けを意識していると思います。

髪や頭皮はどうでしょうか。

美容師さんが髪も日焼けするって言っていたけど、してるのか分からないから・・・

どうやって対策するのか知らないから、特に何もしてないなぁ

この記事は髪の日焼けの影響と紫外線対策の重要性とおすすめアイテムをご紹介します。

現役美容師が感じることも合わせて解説していますので、見て見ぬフリをしていた髪の紫外線対策を始めていきましょう!

髪の日焼けに要注意

改めて髪の日焼けは良くないのか?という疑問ですが結論は要注意です。

顔や体よりも直接日光を浴びる頭は他の2倍以上紫外線の影響を受けると言われています。
髪に大きなダメージを与え、頭皮からも紫外線を吸収してしまっています。

そして大きな問題になるのが肌よりも日焼けを感じにくいということです。
顔や手足は赤くなったりヒリヒリしたりするので、日焼けしたことがすぐに分かります。
しかし、髪や髪に覆われた頭皮は日焼けに気がつきにくいです。

そのため、対策をする必要を感じないこともありアフターケアも忘れてしまいがちになります。
気がついていない間に髪や頭皮は紫外線によって大きなダメージを受けています。

1年を通して紫外線の影響はありますが気象庁のデータによると5月~9月は特に紫外線が強く南に行くほど長い期間しっかりと対策しなければなりません。

【髪の日焼け】紫外線の影響

見出し

紫外線を浴びることで髪や頭皮にどんな影響があるのか解説します。

【紫外線の影響①】パサつき

肌とは違い、髪の表面には紫外線を吸収するメラニンがないので直接影響を受けることになります。

髪表面のキューティクルのさらに表面には18-MEA(メチルエイコサン酸)という脂があります。髪のなめらかさに大きな役割を担っている18-MEAは紫外線にとても弱く、一度ダメージを受け失ってしまうと元に戻らないと言われています。

キューティクルはダメージが加わるとはがれ落ちてしまい、さらに内部にもダメージが加わります 。
髪の主成分のたんぱく質がダメージを受け、栄養分も流れ出すことで、手触りの良さやツヤが失われます。
しなやかさを失った髪は乾燥しやすく、パサついた状態になってしまいます。

【紫外線の影響②】色落ち

紫外線は髪の内部のメラニンを分解するので、黒髪であれば赤茶色に抜けます。
カラーをしている髪はメラニンが少ない状態なので、より早く色落ちを感じるでしょう。
気にいっている色は早く落ち、美容室のサイクルが早くなることでコスパも悪くなるという負の連鎖に陥ってしまいます。

【紫外線の影響③】頭皮の日焼け

頭皮も髪に覆われているものの、顔よりも直接日光を浴びているので紫外線の影響を大きく受けています。
紫外線を吸収することで、シミしわといった肌トラブルに加えて、皮膚がんにつながる恐れもあります。
炎症や乾燥などで頭皮の環境が悪くなると、生えてくる髪にも栄養が届きにくいことも考えられます。

また、頭皮が老化によってたるんでしまうと顔にも影響が大きいです。
顔や体の紫外線対策はしっかりしていても、一番直接紫外線を浴びている場所が無防備なのは、かなり危険な状態です。

【髪の日焼け】対策

今日から意識していただきたい紫外線対策を3つ紹介していきます。

【紫外線の対策①】帽子・日傘

外出するときは帽子をかぶったり日傘をさしたりして髪や頭皮に直接日光を浴びないようにしましょう。

ツバの広い帽子やUVカット効果の高い日傘がおすすめです。
可能なら一番日差しが強いとされている10時~14時までは日差しを浴びるのを極力避けるといった意識も大切です。

【紫外線の対策②】スプレー

髪の表面を守るためにUVカット効果のある日焼け止めスプレーを使い、2~3時間おきに振り直しましょう。
外出時であればSPF50・PA++++がおすすめです。

肌に優しい日焼け止めはノンケミカルと呼ばれるものがありますが、スプレーやミストタイプは構造上ノンケミカルにはできないと言われています。

髪の分け目や頭皮につける場合は、商品の注意事項や肌に合うかをしっかりと確認してからにしましょう。

【紫外線の対策③】しっかりと乾かす

外出前にはしっかりと髪を乾かすのも重要です。
髪は濡れているとキューティクルがひらいている状態になるのでダメージも受けやすく、タンパク質への影響も大きくなります。
つまり、濡れ髪×紫外線=大きなダメージということです。

海やプールなどは特に濡れてしまいやすいですが、できるだけ濡れないようにアップでまとめたり帽子をかぶったりしながら、濡れた部分は早く乾かすように心がけましょう。

ドライヤーの正しい使い方はこちらも参考にしてください↓

ドライヤー
ドライヤーの効果的な乾かし方による3つのメリットを解説【時短&思い通り】

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【髪の日焼け】アフターケア

ここまで髪や頭皮に対する紫外線の影響と対策を解説しましたが、常に意識するのは難しく、ましてや屋内にも降り注いでくる紫外線を完全に防ぎきるのは不可能です。

ここからは紫外線を浴びてしまった後に特に意識してもらいたいポイントを解説します。
毎日意識しても問題ないので、ぜひ取り入れて紫外線対策を強化してください。

【紫外線のアフターケア①】シャンプー

日焼けでデリケートな状態の頭皮は、保湿成分が含まれているものや乾燥肌向きのシャンプーといった刺激の少ないもので優しく洗いましょう。
ベタイン系やアミノ酸系と呼ばれるシャンプーがおすすめです。

紫外線の影響でいつも以上にデリケートになっている頭皮には高い洗浄力がさらに負担になってしまいます。
また、熱いお湯も刺激となりますので38度くらいの低めのシャワーで流すのが良いです。

【紫外線のアフターケア②】トリートメント

シャンプー後のトリートメントで、荒れた髪表面をしっかり整えましょう。
ヘアマスクなど高保湿なもので特別なケアをしてあげるのもおすすめです。
髪は再生することはありませんが、手触りやツヤにはトリートメントで作るコーティングが欠かせません。

ドライヤーの前には洗い流さないトリートメントでさらにケアするのも良いです。
しっかりと乾かしてキューティクルを閉じてあげましょう。
もし頭皮が火照っていたり、熱を感じたりする場合はいつもよりドライヤーを離して使用したあと、冷風で冷ましましょう。

【紫外線のアフターケア③】化粧水

紫外線の刺激で乾燥しやすくなっている頭皮は化粧水をつけることで保湿ができます。
肌にあったものであれば、顔に使っているものでも大丈夫です。
コットンに取りポンポンと抑えるか、数滴ずつ垂らしながら手で優しくマッサージしながら保湿しましょう。
顔に垂れてこないように少しづつ馴染ませていきましょう。

紫外線の影響だけでなく、頭皮は乾燥しやすいです。
細かいフケがでる方は乾燥が原因の可能性もあるので様子をみながら保湿をするのがおすすめです。

【紫外線のアフターケア④】ビタミンC、水分

紫外線には内側からのアフターケアも重要です。
髪や頭皮に限らず乾燥しやすい状態なので、しっかりと水分やミネラルを摂りましょう。
また、紫外線のダメージを軽減するにはビタミンCが有効です。
特に紫外線を浴びる前後には意識して摂るようにしましょう。

ビタミンCは日焼けしやすくなるので、外出前は良くないと言われることもありますが
回避すべきはソラレンという成分です。
レモンの皮に少し入っていますが、ほとんどのビタミンC美容液にも入っていません。

ビタミンCは朝つけちゃだめ?日焼けやシミの原因になるってホント?
こちらのサイトが分かりやすく解説していますので興味があればみてください。

おすすめアイテム

日光を浴びる人

美容室でも見かけるこのミーファ フレグランスUVスプレーシリーズは髪と全身に使えるスプレータイプです。
ふんわり香るフレグランスでありながら、SPF50・PA++++はすごく助かります。

無香料もあるので、香水をつける時は無香料で、軽いお出かけはフレグランスタイプというのも良いですね。

(画像クリックでAmazonリンクの詳細を見ることができます)

お子さんと一緒に使うのに、やさしさ重視ならこちらもおすすめです。

SPF50・PA++++の透明UVスプレー。

こちらも全身と髪に使えて、サラッとしているので軽く落とせます。
やさしや重視の設計なので安心感があります。

こちらは飲む対策です。
「飲む日焼け止め」はまだ完全な紫外線対策にはならないので、あくまでも外側の対策をした上でのサポートがおすすめです。

こちらは飲む日焼け止めとして利用される成分のほかにもビタミンCを助ける成分や抗酸化作用が高い成分が含まれているので、広い美容面で有効です。サプリは数が増えると手間になるので、できるだけまとまったものがラクで続けやすいです。

  • この記事を書いた人

松本タクヤ

ヘアスタイルにおいて時短とラクさを追求する現役美容師です。カット大好きの健康オタク。

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