最近は特にヘアケアアイテムの需要が高まってきていますね。特に数年前に比べると高価格のものが増えています。
ドライヤーは特に幅が広く、5万円以上のものから2千円をきるものまであります。
「安いのはバサバサになる?」
「新しいのが良い?」
どこを重視して選んだらいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
ドライヤーのサイトでは様々な効果が謳っています。
この記事では、ドライヤーを見極めるべきポイントについて現役美容師が解説していきます。
重要なポイントはそれぞれですが
迷いすぎて分からなくなってきた!
という方も一度整理出来る記事になっていますので、ぜひ一度確認してください!
さいごには個人的な感想もございますので、参考にして頂ければと思います。
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最も重視されるのは風量
髪の長さや、生活スタイルによってドライヤーの使い方も変わってきますが、
一番求められているのは、アデランスの調査によると風量とされています。
PR TIMES 株式会社アデランスの調査より引用
シンプルですが、大切なこととして
風量が強いと乾くのが早いです。
「髪が長くて時間がかかる・・・」
「少しでも短縮したい!」
というのは女性にとって大きな願いですね。
また、暑い時期のドライヤーはとても苦しい時間です。
強い風が水気を飛ばしてくれるので、実際速く乾きます。
美容室ではドライヤーを2台使ったり、2人で乾かしたりするのはこのためです。
風量の目安としては1.5㎥ /分以上のものを選ぶと良いです。
数字が大きいほど風力は強いです。
ダイソンのドライヤーは2.4㎥/分なのでかなり強い風ですね。
価格
1000円台から10万円を超えるものもあります。
ドライヤーは4年ほどが寿命と言われています。
耐久性も考慮しなければならないので、不安な場合は保証も調べておきましょう。
持ち運び
サイズ
持ち運びを考えると折り畳めるタイプが重宝されます。
また、コンパクト化やスリム化といった路線での進化も素晴らしく持ち運びが楽になっています。
重さ
持ち運びにはドライヤー本体の重さも重要です。
平均は500g~800gとされています。
あまり軽いドライヤーは風量が小さい場合もあるので、確認しておきましょう。
風量とのバランスは重要ですが、軽いものでも長時間持ち上げているのは疲れるので、風量を重視しつつ、重いと感じない程度を選べるように実際に触ってみるのがおすすめです。
効果・機能
メーカーによって、様々な効果・機能をつけています。
必要かどうかしっかり見極めて選びましょう。
マイナスイオン
マイナスイオンはドライヤーの効果で一番有名でしょう。
宣伝としても良く使われていますね。
マイナスイオンは、マイナスに帯電している微粒子水のことで
摩擦や静電気の影響でプラスに傾きやすい髪のプラスイオンを中和し、しっとりとまとまる効果を狙っているということです。
科学的には実証されていないようで、否定的な意見もみられます。
マイナスイオンがあるから絶対に良いという考えはおすすめ出来ません。
もちろんマイナスイオンの効果で、当てれば当てるほど髪がきれいになるといったことはありませんので、もっとも髪を痛めやすい熱には注意してください。
実際に試して、良いと感じた場合はマイナスイオンのおかげかもしれません。
マッサージ
低温のドライヤーでは同時にマッサージ効果が期待できるものもあります。
振動や遠赤外線の働きで血行・筋肉に働きかけてくれるものです。
自動温度調整機能
髪は熱によってダメージを受けてしまいます。
特に濡れている時は傷みやすくなっているので注意が必要です。
カールアイロンやストレートアイロンに比べると、圧倒的に熱のダメージは少ないですが、長時間当てすぎたり、近い距離で当てたりするのはパサつきの原因です。
自動温度調節機能がついているものは一定の温度になると冷風に自動で切り替わります。
距離を保っていれば心配はありませんが、あると助かる機能ですね。
海外対応
国によって使われている電圧は違います。
異なる電圧を使用している国では事故や故障に繋がるため、注意が必要です。
日本では100Vですが、アメリカは120V、中国は220V等それぞれ違います。
変電気での対応も出来ますが、推奨していないメーカーもあります。
海外に行く機会が多い方は、海外対応のドライヤーを選んでおくのがおすすめです。
こんなドライヤーも
もっと楽に乾かしたい、ツヤを出したいという要望に合わせて、ドライヤーにも種類がたくさんあります。
スタンドドライヤー
ドライヤーを手にもっていると疲れるという方が使っているものとしてスタンドドライヤーがあります。
手が空くというのはとても魅力的ですよね。
種類としては
スタンド自体にドライヤーがついているものや
ドライヤーを取り付けるものがあります。
美容室でも使われているところもありますが、スタイリングには向いていません。
7割ほど乾かしてから、手にもったドライヤーで仕上げるのがおすすめです。
癖がつきやすい部分は先に乾かしておきましょう。
くるくるドライヤー
ツヤが欲しい、簡単にブローしたいという時はくるくるドライヤーもおすすめです。
使っているドライヤーが風力はあるけどパサつく・・・という場合は8割ほど乾かして、仕上げにくるくるドライヤーを使うのも良いですね。
ドライヤーの使い方、スタイリングの仕方はこちらもご覧ください↓
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